洋書多読をする上で、特に初心者の方はどの本を読んだらいいのか悩んでしまうことはありませんか?
洋書といっても星の数ほどあるので選ぶのも一苦労ですよね。

自分のレベルに合った洋書を選びたいけど、たくさんの洋書の中からどれを選べばいいんだろう?
今回はそんな洋書選びの際に知っておくと役に立つYLについてご紹介します。
自分の読みたい本のYLや語数の調べ方についてもまとめたので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
- 洋書多読を始めたばかりでYLが何かわからない
- 自分のレベルに合った洋書を効率的に選びたい
- 自分の読みたい本の語数やYLを調べる方法を知りたい
YLとは「読みやすさレベル」の略
結論から言うと、YL=「(Yomiyasusa Level)読みやすさレベル」のことです。
0から6までの難易度に分けられていて、0が一番簡単です。
YLとは日本の英語学習者向けに、SSS英語多読研究会が独自に開発した読みやすさの基準です。
判定は実際に本を読んだSSS書評システムに参加するボランティア、SSS研究会会員、日本多読学会の方々が協力し合って決定しています。
- 語彙や文法
- 文のつながりや長さ、総語数
- 文字の大きさ、字間
- 挿絵の配置などの見た目
- 文化的、あるいは背景知識の必要性
YLは、このように様々な判断基準から判定されています。



単純に読みやすさだけじゃなくて、その本の内容に関する予備知識の必要性なども考慮されているんですね!
次の章からは自分の読みたい本のYLを調べる方法について解説していきます。
YLの調べ方
語数やYLはおもにネットや書籍で調べられます。
ネットで調べる:①Googleで「書籍名 YL」で検索
まずはGoogleなどの検索エンジンで「書籍名 YL」や「書籍名 語数」で検索してみましょう。
一番簡単で手っ取り早い方法です。
有名な本やGraded Readersはほぼ確実にわかります。
ネットで調べる:②SSS英語多読研究会で検索
SSS研究会の「SSS書評システム」でも語数やYLが調べられます。
簡易検索で書名や著者名を入力してください。
簡単に調べることができますよ。
書籍で調べる:①英語多読完全ブックガイド
書籍で調べる方法の中で、最初におすすめしたいのが『英語多読完全ブックガイド[改訂第4版]
14,000冊もの洋書データが一冊のガイドとしてまとまっています。
多読を実践している方は重宝する一冊です。
書籍で調べる:②めざせ100万語!読書記録手帳
『めざせ100万語! 読書記録手帳
SSS基本用語やおすすめ度も掲載されているので、多読を始めたばかりの方にもおすすめです!
まとめ
今回は、YLの意味と語数やYLの調べ方を解説してきました。
YLを参考にすると、次に読む本選びに悩むことがかなり減ると思います。
ご紹介した調べ方で自分のレベルに合った洋書を探して、多読ライフを楽しみましょう!
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