たった2か月でも実感!|英語多読10万語で得られた効果は?

英語多読を始めてから約2か月で10万語に到達することができました

正直、こんなに早く到達できるとは思ってなかったです

最初は「自分に洋書なんて読めるのかな?」と思いつつも、簡単な本だけをひたすら読んでいたので意外とあっさり到達していました。

と言ってもまだまだ10万語。とりあえずの目標は100万語なので、先は長いです・・・

ですが10万語でも多読を始める前と比べて違いを感じることがたくさんありました。

今回の記事では、英語多読10万語を達成して自分の英語力がどれだけ伸びたのか、振り返ってまとめていきたいと思います!

この記事を読んで分かること

・多読初心者が多読10万語を達成して得られた効果

・多読を続けるコツ

・実際にどんな本を読んでいたのか

目次

10万語達成で得られた効果

この章では、実際に10万語を達成してみて感じられた効果をご紹介します。

あくまで私個人の感想になりますことをご了承ください。

10万語達成で得られた効果

・英文を読むことに苦手意識がなくなった

・読書スピードが上がった

・洋書を読むのが楽しくなってきた

・リスニング力が上がった

以下の章でそれぞれ詳しくご説明していきます。

英文を読むことに抵抗がなくなった

まず、明らかに変わったといえることは英文を読むことに抵抗がなくなってきました。

特に今までは英語で書かれた長文となると、うわ~~~ムリムリ!という感じで読む前からやる気を失ってしまっていました。

受験勉強でわけの分からない長文問題を解いていた時のことを思い出してしまうんです・・・

ですが、多読で簡単な英文にたくさん触れるうちに、いつしか苦手意識もなくなっていました

これは自分でも明らかに違いを感じることができたので、個人的には一番嬉しかった効果です。

読書スピードが上がった

つづいて、以前よりも英文をスラスラ読めるようになってきました。

多読を始める前は知らない単語に出くわすと、そこで立ち止まってしまいなかなか読書が進まないことが多々ありました。

そうなると読書自体が苦痛になってしまうんですよね…

ですが、多読三原則の中に「辞書は引かない」というルールがあります。

文章の中に知らない単語がある場合でも、なんとなく何を言っているかが分かればそれでいいと割り切ることで読書のスピードも上がりました。

それとは別に、単に大量の英文を読むことに脳が慣れてきたことも読書スピードの向上に繋がっていると思います。

洋書を読むのが楽しくなってきた

洋書を読むということは、英語ができる人だけが楽しめる特権だと思っていました。

ですが、本当に簡単な洋書や絵本なら英語が分からなくても楽しむことができます。

洋書と聞くと難しい本ばかりイメージしていましたが、誰でも読める簡単な本もたくさんありますよ!

自分が快適に読める本しか読まないので、読めないストレスを感じることは全くありませんでした。

ふと、純粋に洋書で読書を楽しんでいる自分に気づき嬉しくなりました。

リスニング力が上がった

多読はリスニングにも効果を発揮していると思います。

なぜなら、多読を始める前はなんて言っているのかサッパリ分からなかった言葉の意味が少し理解できるようになってきたと感じているからです。

ふと聞こえてきた洋楽の歌詞だったり、Podcast(ポッドキャストで聴く英語のニュースだったり、英語圏の子供向けアニメだったりと内容は様々なのですが、どれも多読を始める前に比べて理解度が上がっている気がします。

多分今までは脳内で雑音として処理していた音を、脳が言語だと認識し始めてくれているのだと思います。

発音の練習などは一切していなかったのですが、多読によって聴き取る能力が向上しているようです。

リスニング力が前より上がったと思ったのは、多読を始めてから1か月程経ってからでした。

以上が多読10万語を達成して感じられた効果です。

たった2か月でここまで効果が感じられたのは自分でも驚きでした!

次章からは、私が多読をする上で意識していたことや、続けるコツをご紹介していきます。

多読を続けるコツ

ノルマを設定しない

ノルマを設定するのはやめた方が無難です。

飲み会で遅くなった日や、体調の悪い日など多読をする気になれない日があるのは自然なことです。

そんな時に無理をしてしまうと、多読自体を挫折する原因にもなりかねません

読めない日があっても気にしないで大丈夫です

どうしてもノルマを設定するのであれば「1日1分だけでも洋書を読む」など、どんなに疲れている日でも達成ができそうなノルマにするのがおすすめです。

語数を調べるのが面倒な時は調べない

多読において語数を調べるのってちょっと面倒ですよね。

検索してすぐに見つかればいいのですが、どこにも語数が掲載されていない洋書も多いです。

そんな時には、その本はカウントしないで次の本に進んでしまいます。

もし語数をカウントできなくてもったいないと感じるのであれば、読む前にあらかじめ語数が分かっている本だけを読みましょう。

なお、Graded Readers(略称GR)などの英語学習者向けの段階別読み物であれば、Googleなどの検索エンジンで「タイトル+語数」で検索をすると簡単に語数を調べることができます。

基本は多読三原則に従う

NPO多言語多読理事長である酒井邦秀さんが発表した多読三原則というものがあります。

多読三原則とは?

第一原則:辞書は引かない

第二原則:わからないところは飛ばす

第三原則:つまらなくなったらやめる

私が洋書を楽しく読み続けることができたのは、この三つの原則に従ってきたからです。

ですが、分からない単語が出てきたときにどうしても意味が気になってそれ以降の話の内容が頭に入ってこないときがありました。

そんな時はインターネットでさくっと調べています

絶対に多読三原則に従わなければいけないというわけではなく、自分がより楽しく読み続けられるような方法で読めばいいのです。

リラックスして読書を楽しむ

多読をするときは「よし!やるぞ!」と張り切って読むというよりは、リラックスしながら読書を楽しんでいます。

1日の終わりにハーブティーを飲みながら本を読む、それが今の私のリフレッシュタイムになっています。

リラックスして楽しみながら読書をする、これが最強の続けるコツです!

どんな本を読んできたか

この章では私が10万語を達成するまでに読んできた本を紹介していきます。

私が読んでいたのは主にGraded Readers子供向けの絵本です。

まずは私の失敗談からどうぞ。

しょっぱなから洋書選びに失敗した話

一番最初に読んだ本は『MY FATHER’S DRAGON』でした。邦題は『エルマーのぼうけん』です。

日本でも大人気の児童書なので知っている方も多いと思います。

ネイティブスピーカーの対象年齢は8~12歳のレベル。YLは3.5。

それまで洋書をまともに読んだことのなかった私は「ネイティブの小学生でも読めるならいけるでしょ!」と安直に考え、この本と共に多読デビューを果たしました。

が、難しい単語ばっかりで辞書なしでは到底読めませんでした。日本語版を読んだこともなかったのでストーリーも初めてです。

多読三原則に従ってさっさと次の本に移ればいいものを、変なところで意地っ張りな私は辞書で調べまくりながら完読しましたが、最後はぐったりでした(笑)

これに懲りて、次からは超簡単な絵本を多読三原則に則って読むようになりました

これから多読を始めようとしている方は、くれぐれも私と同じ失敗はしないでくださいね!

10万語達成までに読んだ本

10万語を達成するまでにこのような本を読んできました。

約2か月で90冊の洋書を読みました。

その一部をご紹介します。

スクロールできます
本のタイトルシリーズ語数YL
My Father’s Dragon7,3853.5
Nate the Great1,5781.2
イソップ物語Step Ladder2,076
Billy and the Queen Penguin Readers1,0650.8
The Dog Who Watched TV1,500
Beauty and the Beastラダーシリーズ6,050
The New GirlThe stories of Tom and James1,520
Where is Tom?The stories of Tom and James1,700
The Beauty QueenThe stories of Tom and James2,650
The Sad, Sad Monster100
The Perfect Toy Soldier570
Your Best Friend is Coming730
Yara’s Tawari Tree590
Marcel and the Mona LisaPearson English Graded Readers9000.8
A Little PrincessOxford Bookworms Library5,8402.0
The Black PearlsCambridge English Readers2,5691.1

まとめ

今回の記事では、多読を始めて約2か月で総語数10万語を達成して得られた効果を解説してきました。

また、多読を続けるコツや、10万語を達成するまでに読んだ本の紹介も併せて行いました。

約2か月で期待した以上の効果を実感することができました

これからも自分のペースで洋書多読を続けて、20万語、50万語、100万語まで到達できたらなぁと思っています。

皆さんもぜひ私と一緒に楽しく洋書多読をしてみませんか?

それでは、今日も最後まで読んでいただきありがとうございました!

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